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博士課程のエントリーシート

 

エントリーシート・・・

 

それは就活の魔物と言っても過言ではないだろう

 

志望動機・研究概要・自己PR

 

凡庸ないでたちをしているかと思うと奴は突然と牙をむき出す

 

「あなたがこれまでに一番輝いていた瞬間はどういった時ですか(^^)」

「学生時代にもっとも打ち込んだことは何ですか(^^)」

 

常に研究室にこもりっぱなしの博士課程学生を奴らは容赦無く叩き落としにくる

 

極め付けにはpdf形式で配布されるエントリーシート

 

彼らは何も言いはしない、だが「手書きでね(^^)」という無言の圧力をかけてくるのだ

 

これが社会・・・これが就職・・・

 

時として私達はくじけそうになるだろう

 

しかし同志よ、立ち上がれ!圧倒的内定を手に入れるためには我々は血を流しながらも文字を書き続けなければならぬ!

 

エントリーシートの通過率が半分程度という驚異的な国語能力の低さを露呈した私の経験を以下に記しておこう!

 

志望動機

 

志望動機を書くためには企業を知らねばならぬ、世間では「企業研究」というものがはやっているらしい

 

普段の自分の研究以外にもう一つ研究テーマを増やす、この作業の重さはハンパではない

 

企業研究で簡単に思いつくものと言えばホームページだ

 

私も最初は各企業のホームページを貪るように見ていた

 

しかし、眠い!!眠すぎるぞ!!

 

企業のホームページってどうしようもないくらいつまらないものが多いですよね

 

トップページにピコ太郎さんが踊り狂っているぐらいのインパクトがあっても良いと思う

(先日研究室の後輩が誕生日だったのでパイナップルにペンを突き刺して机の上においておいた)

 

そしてどの企業を見ても

 

「風通しの良い社風」「自分で仕事を提案できる」「若手でも大きな仕事を任せてもらえる」

 

を謎に押してくる

 

私はこれを企業の三大戒律と呼んでいる

 

この三大戒律を日本企業は必ず守らなくてはいけない暗黙のルールが存在しているのだろうか?

 

お陰様でこの3つのどれかを押して志望動機を書けばどの企業にも使える黄金律が完成するのではないかと常々思っている

 

そしてさんざん読んだ挙句、わかったのは一押しトップシェアの事業くらい

 

結局、その業界で働いてもいない素人がホームページから得られる情報なんてたかが知れているのだ

 

私は途中で気づいてしまった

 

企業のホームページを数時間かけて読みつくすのと「みんしゅう」の志望動機コーナーを10分程度見るのとで得られる情報量に対して違いがないことを・・・

 

正直みんしゅうくらいの情報で十分である

 

しかし私は化学メーカーを中心に就活していたが

 

化学メーカーの企業研究には転職・就活のまどサラリーマンさんのブログが非常に役立つのではと感じている

 

これほどぶっちゃけて各企業の説明をしてくれている方はなかなかいません

 

私も今でもいつも楽しく拝見させていただいております

 

ただ悲しいかな、私は苦労して内定を取った1週間後にこのブログの存在を知ったのだった

 

自己PR

 

一般的な就活本に書いてあることに従えば特に問題ないのではないか

 

私は研究室の後輩の指導についてのエピソードを適当に盛りたてて書いた

 

研究概要

 

ここは博士課程の皆様ならお手のものだろう

 

A4用紙2枚程度の概要を作っておくとほとんどの企業で流用できる

 

ただ、読んでくれる方が必ずしも自分の専門分野の方とは限らない

 

そういった方たちもうまくひきつける文章構成が必要になる

 

これに関してはTEDと呼ばれる動画コンテンツのサイモン シネックさんの動画が参考になった。日本語字幕付きで無料で見られます。

 

就活だけではなく普段の発表などでも使えるテクニックだと思う。これは非常におすすめである。

 

また、いくつか同級生や後輩のものを見せてもらったことがあり

 

その時よく、自分の研究を説明することに精一杯になっているなと感じた

 

博士課程まで研究を継続してくると自分の研究にプライドもあるでしょうし、たくさん説明したくなる気持ちは重々わかります

 

私も偉そうに人のことを言えるような輩では全くないが

 

しかしそもそも企業はなぜ研究概要を聞いてくるのか?

 

その学生がどれだけ面白そうな研究をしているか知りたいから?

 

学会ではないのでそんなことはない

 

その学生が自社の研究開発でどれだけ使える人材かを知りたいからです

 

自分の今の研究が如何にアカデミック界に強い影響を与えるか、如何にいいとこに論文を掲載できているか

 

それが企業で働く上で直接アピールすべきことなのだろうか?

 

私は違うと思う

 

大切なのは自分の研究を通して「どういった研究展開ができるのか」「どんな測定ができるのか」「どういう系を構築できるのか」をアピールすることではなかろうか

 

たとえばその企業で働く上で重要そうなスキルや測定技術を自分の研究紹介でちらりと書いておく(詳細までは書かなくてよいと思う)

 

私は有機化学・天然物合成をやっていたので

 

「自分でこういった逆合成を計画して、日々合成して各種NMRを主軸とした構造解析を行っています」

 

みたいなことを一言でも書いておいて面接で言うと

 

面接官から「逆合成を始める時ってどういった視点でやっていく?」とか「こんな複雑な化合物の構造を自分一人で、NMRで構造決定できるの??」とか返しがくる

 

このパターンに入るとバンバンザイで

 

後は「はい!~をして研究に取り組んでいます。この技術を御社の~事業の~の研究開発で役立ててみたいです!」とか言えばよい

 

たぶん自己PRや志望動機に目を向けがちになると思うが、むしろ本業の研究概要の方こそエントリーシート作成ではセンスが出るのではないかな

 

最後に企業にエントリーするにあたって

 

履歴書を丹念に書くことも大事だが

 

締め切りを侮るなかれ!

 

締め切りに間に合うように履歴書を送ろうという訳ではない

 

締め切りに対して如何に余裕を持ってスピーディーにエントリーできるかが重要である

 

というのも私自身、締め切り2週間前にエントリーシートを提出できた会社は8割方面接に進めることができた一方で締め切り前日にエントリーした企業はほとんど書類選考で全滅してしまったのだ

 

企業の人事担当者の方は我々が想像している以上に忙しいことでしょう

 

エントリー締め切りまでまってヨーイ、ドンで選考を開始するわけではなく、送られてきた順に随時見ていることだろう

 

つまり早い段階からエントリーできれば、人事の人に余裕を持って見てもらえるわけで、他多数に埋もれづらくなる何より行動で志望度の高さをアピールできるという寸法だ!

 

ライバルの3倍の速さでエントリーシートを書きあげろ!

 

このシャア専用エントリーシートを送りつければ企業連邦軍も焦ること間違いなし!エースパイロットの座は君のものだ!

 

そして速達など使わずに普通郵便で送り、堂々たる貫録を見せつけてやるのだ!!!

 

ジーク・ジオン!

 

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郵便が届くか不安なら特定記録郵便を使いましょう